同じように商売をしていても、結果が同じようについてくるわけではありません。現在利益が上がらずに悩んでいる経営者の方は、確実に利益を上げる事ができている経営者の考え方や思考を学び、ぜひこれからの参考にしてほしいと思います。
【経営者の考え方】
優秀な経営者は特に下記のような事を徹底して行っているように思います。
・経営者は経営だけに専念する
現在は、インターネットショップなども多くなり、雑務まで経営者が行っている場合もあります。
オーナーの役割は経営である事を認識し、雑務は他の人に依頼しましょう。
商品の棚卸作業や、商標登録などは経営者自らが行わなくても同質の効果が得られると思います。正しいマニュアルを作成し、それに伴いこれらの作業は従業員に任せるようにしましょう。
・数字に着目
また、経営者でも自社の売上や目標、アクセス数などに全く興味がなくどんぶり勘定の人もいます。しかし、これでは今月利益が上がらなかった理由や反省点を見つける事はできませんし、翌月以降の売上に活かす事もできません。
少なくとも月に一度は経理に目を通し、反省すべき点や自社の経営についての分析を行うようにしましょう。
【経営が悪化した場合の考え方】
長い間経営に携わっていると、よい時ばかりではなく経営が悪化する時も訪れます。このような時こそ経営者の考え方一つで自社を救う事もできるのです。
もし、経営が悪化した場合はまずそれを他人や自分の周りの環境のせいにしない事が大切です。
外部環境が悪化して不景気になり自社の売り上げが低迷しても、実際に売上を伸ばしている会社も多くあります。環境のせいにしては、自社の足りなかった部分や落ち度に目がいかなくなります。
考える事から逃げ出さず、しっかりと現実を見つめ問題点を探る事が大事です。
これは、経営悪化を従業員のせいにする事にも通じます。従業員一人一人を動かしているのは、経営者です。
自分の判断によって、部下は動き結果として赤字になった場合はやはり経営者の判断ミスという事になります。
経営者は、失敗を他人のせいにせず、そこから成功へのヒントを探し出すという意識をもって何事も取り組むようにしましょう。
【まとめ】
経営者は、常に新しい物に目を向けチャレンジしていく姿勢が求められます。また、言われた事だけをやっておけばよいという立場でもありません。
売上を維持し、更に伸ばしていく為にはどうすればよいのかを考えそれを行動に移していく必要があります。
そして、失敗してもそこから何かを学ぶという強い意志をもっておく事も必要でしょう。