経営者は、従業員の仕事ぶりや功績を正しく評価しそれに値する報酬を支払ったり、褒めてあげることでやる気やモチベーションのアップにも繋がります。従業員を公平に正しく評価するポイントついて詳しく見てみましょう。
【そこまでのプロセスや熱意で評価すると】
経営者の中には、従業員の頑張りやそこまでのプロセス、仕事に対する熱意などを評価のポイントにしている人も少なくないでしょう。
しかし、このような曖昧なものを評価ポイントにしてしまうと、経営者が見ていない場所で頑張っている従業員を公平に評価することはできませんし、経営者の好き嫌いも評価のポイントになってしまいます。
これでは、従業員が会社のためにいくら頑張っていても公平な評価を得られないと感じ、転職をしたり、モチベーションが下がったまま仕事をし続けることになってしまいます。
また、このような方法ですと大きな会社の場合経営者は従業員ひとり一人をしっかりと見て、評価することはできません。
【従業員ひとり一人を公平に評価するには】
では、従業員ひとり一人を公平に評価するためにはそのような方法がよいのでしょうか?経営者の個人的な見解や、感覚的なもので評価をするのではなく結果で評価をするのが最も公平な方法だと言えるでしょう。
仕事は結果が全てと言っても過言ではないため、やはり会社にとってよい功績をあげた従業員に対しては、しっかりと評価をしてあげることが大事です。
結果で評価をすると例えば、前年度売上に対して何%の利益を上げた、売上目標の何%を達成したなどと明確な数値で正しく評価することができるのです。この場合各部署で基準を作りそれを達成した者に対して正しい評価をすることができます。
このような評価をすると従業員も経営者に頑張りを認められたことを嬉しく感じますし、経営者の個人的な見解や、曖昧な判断で評価することは無くなります。
【経営者が見るべきポイント】
経営者は、従業員を正しく評価するために下記のような点を意識して評価しましょう。
・会社が掲げた売上目標や、利益に対してどれくらい貢献したか
・営業の場合、顧客獲得数、訪問件数などの目標を上回ったか
・月間売上目標を何回達成したか
などが評価の基準となるでしょう。
【まとめ】
経営者が従業員を正しく公平に評価できれば、従業員からの信頼も厚くなり、この会社のためにもっと頑張ろう、もっと貢献しようという気持ちにも繋がります。
経営者の方はぜひ従業員を正しく公平に評価して会社の発展成長に努めましょう。