独立経営するにはどうしたらいい?リスクはある?

経営者のリスク

今までサラリーマン等の雇われていた人にとって、起業(独立)することに不安があるのではないでしょうか。独立するにあたり、必要となるのは「自信の強み」と「自身の強みに見合った仕事」を組み込んだ経営をすることができるか、ということが重要となります。

■独立に必要なもの

というのも、起業(独立)する際に誰もが感じることは「自分に何ができるのか」という疑問と不安がでてくるものですから、それを取り除く「自身の強み」を活かせる仕事をすることで「これならできるという自信」と「自身オリジナルのアイディア」が、ポジティブな方向に導いていきますので「自分にできること」から初めていくことが大切になるのではないでしょうか。

■独立を成功させる思考

独立経営には、物事を「明確に」「単純に」「要約して」考える力が求められます。まず、単純に物事をとらえることがなければ、複雑なものを複雑なまましてしまい結論が曖昧で分かりにくいものになってしまいます。これは、何かを決断するときに弊害になりますから、それぞれの問題点の解を出しつつ、それぞれの結びつきを導きだしてから、全体的な解とすることができるようにならなければいけません。

このとき途中で考えなくてもいいようなものは切り捨て、根本的なものを掴めるようになることで、問題解決までの時間を短縮することができ、合理的な結論を導き出すことができます。

また、「明確に」物事をとらえることができなければ、曖昧な会社になってしまいます。例えば、どんな人材が必要であるのか?と問われたとして「ある程度プログラミングが出来て、コミュニケーションスキルがあること」と「PHPやJAVAの実務経験が5年以上で開発チームのマネジメントの経験がある人」ではどちらが「明確に」今後のことを考えていると思いますか?もちろん後者なのですが、この曖昧ではないクリアにした選択の仕方が独立経営をする人には求められています。

どれも大切なことなのですが、この中で一番大切だといえることは「要約して」相手に考えを伝えることができるのかという事です。経営者であれば、様々な人に自分の考えを伝えなくてはいけませんから「いかに分かりやすく説得力のある言葉を選択し伝え切れるか」に今後の経営が左右されるといってもいいのではないでしょうか。

独立した経営者というのは、無意識のうちにこのようなことができるようになっていますから、今後の参考にするといいでしょう。

■独立経営するリスクとは?

起業してから1年で廃業となるのは30%、そして10年残っている会社は6%といわれていますから、この数字を見てリスクと感じるのであれば独立経営とは縁がないのかもしれません。それよりも、経営者が気になること(リスク)は「毎月稼ぎがあるか」「稼ぐ内容をどうするか」「継続して稼ぐことができるか」という3点ではないでしょうか。

つまり、この主なリスク3点を通して考え「やってみよう」となれば起業のスタートとなりますので、「決意」があるかどうかという点が重要といえるのではないでしょうか。

■結局のところ「やるかやらないか」

いかがでしたでしょうか?このように「リスクとなるもの」「物事の考え方」を通して、独立経営をする際の指標となったのではないでしょうか。結局、起業をするのも「やるかやらないか」という二通りの道になりますので、経営方針が明確にあり、決意があるのであれば挑戦することはリスク(デメリット)にはならないのかもしれませんね。