経営者として踏まえておきたいプレゼンのコツ

経営者のリスク

経営者となれば、あらゆるシーンで自らのビジョンを伝えるプレゼンを行う必然性が生じてくることでしょう。要点を解りやすく伝え、今後の進展に活かせる有意義な内容に導いていくには、どのようなポイントを踏まえるべきなのでしょうか。見ていきましょう。

プレゼンの重要性

自社の扱う商品およびサービスの紹介や、事業におけるビジョンの提示など、経営者には職務の一環としてプレゼンの機会が多くあることでしょう。メッセージを送る対象についても、取引先や社内会議あるいは従業員に向けた内容という具合に、社内社外を問わず多岐に及びます。

プレゼンの場面によっては、その成功が以降の経営に大きなプラス要因として影響することも期待できます。交渉の場面で大きな成果を挙げ得るプレゼン力は、経営者にとって是非とも会得しておきたいスキルの1つと言えるでしょう。

構成と解りやすさ

プレゼンの聞き手は、TPOによって様々です。より良い形で進めていくには、その聞き手がどういった人々なのかを踏まえておくことが第1です。聞き手に関係している事柄をテーマに置くことで、聞き手にとって意義のある内容となります。

それを踏まえた上で、続いて考慮すべき点は全体の構成です。展開の流れに一貫性が見出されるよう整えることで、聞き手に内容を理解していただけるプレゼンとなるでしょう。基本的な構成の型としては、イントロダクション・本論・締めくくり、の構成でまとめることが定石とされています。

イントロダクションは導入部分を意味します。ありていに言えば「つかみ」に相当する箇所です。冒頭で聞き手の関心を引くことで、全体の把握に結び付けるという効果があります。

それに続く本論は、プレゼンの本題に当たる部分となります。内容をより深く把握していただくには、本論内の構成についても考慮しなければなりません。

一般的には、結論→その根拠→具体例となるエピソード等、という順で述べるのが無難な流れとなります。

主張するテーマについて、どういったものかという説明や、何故そうなのかという理由、主張を裏付ける根拠としての例やデータなどを、まとまりのある形に整理した上で述べることが重要と言えます。

その後となる締めくくりが、プレゼンの終了部分となります。ここに質疑応答を設け、聞き手の疑問点を解消する形式を取れば、聞き手にとって満足度の高いプレゼンとなるでしょう。質疑応答の後、清聴への感謝の意を述べて終了とします。

効果的な話し方

内容的に解りやすい構成を踏まえつつ、聴衆の面前で発表するに相応しい立ち振る舞いをもって臨むことにより、プレゼンの質を一層高められます。

まず注意すべき点は声のトーンです。ぼそぼそとした小声による話し方では、聞き手にマイナスイメージを与えかねません。声の張りに気を配り、はきはきと話すことが重要です。

加えて、要点に当たる協調すべき箇所については、そこが印象に残るよう話し方を工夫すると良いでしょう。声を若干大きくする・重要なフレーズを繰り返す・身振り手振りを交える、などのような方法が効果的です。

まとめ

以上のように、プレゼンに臨む際、有効と思われる内容の構成や話し方について確認してまいりました。これに加え、聞き手に配布される資料についても、適切な余白を取る・文字の配色を変える、などといった見やすさの工夫を施すことにより、より良いプレゼンへのサポートとなることでしょう。