経営者はお金の動きや数字に強くなくてはいけない、ということをよく耳にします。
実際に会社経営を行う場合、どのような数値について知っておく必要があるのでしょうか?
経営者が知っておくべき数値についてみてみましょう。
【経営者が考える数値その1、お金】
経営者がまず考えるべき数値としてお金が挙げられます。
ここでいうお金とは、会社のキャッシュや、資金のことを言います。
お金が無くなると、当然会社を継続させていくことはできませんし、新規の商品開発や、新店舗の設置などを行えず企業成長にも大きく影響を与えます。
経営者は、自社の資金やキャッシュについて厳しくチェックし、従業員にもこれらを浸透させていくことが大切です。
【経営者が考える数値その2、会計】
資金や、キャッシュについてはしっかりと目を向けている経営者は多くいますが、会計や簿記などについて十分な知識を持っている経営者は少ないのではないでしょうか?
たとえば、会計については経理担当者に任せっきりにしている、確定申告や決算などは全て顧問税理士に任せているという経営者も多くいます。
特に決算書には、会社のさまざまな情報が多く載っていますので、経営者にこれを読み解く力がなければただの紙切れにすぎません。
経営者も簿記や経理について他人任せにするのではなく、これらの知識について十分に理解し自社の強みや弱点を知って経営に繋げることが大切でしょう。
【経営者が考える数値その3、税金】
最後に自社に関わる税金の知識についてもしっかりと理解しておく必要があります。
例えば、法人税の税率や規定は数年ごとに変わることがありますし、その都度自社に活用できる節税の方法を知ることは経営者として重要な知識になります。
しかし、税金をあまりにも意識しすぎて怖くて新規事業に対して積極的になれない、使うべきものにお金を使えないなどという問題もあります。
経営者が正しい税金の知識を持ち、自社にとって必要なものを活用すれば無駄な税金を支払わなくてもよくなります。
【まとめ】
このように経営者は、数字に強くなくてはいけません。
特に重要になる数字としてお金、税金、会計があり、経営者はこれらのバランスを取ることが重要な仕事となります。
数字に弱い経営者は今からでも遅くありません。
自社の成長や発展のためにも、簿記や経理について勉強し、知識を深めていくことに努めましょう。