サイバー攻撃へ自分でできる対策を!

企業を取巻く危険

【サイバー攻撃は日常的に遭っている】
日々の私たちの生活では、気づかぬ間にサイバー攻撃の対象になっていることがあります。こういった場合「何がサイバー攻撃か?」ということを把握して、意識できなければ、対応策は打ち出せません。

【サイバー攻撃をまずは知ることからはじめよう】

まずは、サイバー攻撃の把握をしましょう。
ICT(情報通信技術)を使った仕事では必ずチャットソフトやメールを利用します。
そのときに、リンクにウィルスを貼り付けて送るものが「標的型攻撃」と呼ばれるものです。
こういったことは信用に関わるので知人同士では行わないでしょうが、新規のお客さんや新しい取引会社等においてコンピューターウィルスに感染してしまう可能性があります。

また、アンチウィルスソフトを入れておくとウィルスを検知して、リンク先を誤ってクリックしても警告してくれることもあるのでインターネット上でのセキュリティ管理に自信がない場合は導入することをおすすめします。

上記のような気配りでサイバー攻撃の対策をすることをできますが、自分の会社だけでは限界があり完璧とはいえません。
最悪の場合には、顧客のクレジットカード情報が盗まれたり、顧客情報が削除・改ざん・流出することもあえます。
サイバー攻撃で、自社の運営しているWEBサイトのサーバーをダウンさせられることもあり、見込んでいた利益を逃してしまう恐れがあります。

【サイバー攻撃に対抗する強い味方サイバー保険】

上記のような「不正アクセス」と呼ばれるものに対して備えるのが「サイバー保険」です。(「サイバーセキュリティ保険」「サイバーリスク保険」とも言います)
火災保険や生命保険同様、ネット上のリスクに備えた保険です。

現代の会社運営のインフラであり、命綱がICTです。
費用対効果の面で見ても、そのインフラを途絶えさせないような仕組みづくりが、サイバー保険を活用する大きなメリットでしょう。
例として、年商1億円の会社に対して、価格は年額ベース30~50万円くらいの保険になるところもあるようで、保険会社によっても保険対象の算出と保証は異なります。
こういった場合は保険会社に見積もりを出してもらうといいでしょう。保険内容によっては、裁判費用や顧客情報保証等のカバーもしてくれる保険や信用回復のための費用を賄ってくれる保険もあります。

【まとめ】

サイバー攻撃となると大規模なテロというイメージがありますが、インターネットを使った仕事では日常的にその危険にさらされています。
しかし、対策はできないわけではなく自己対策や保険に加入等があります。もちろん、攻撃を受けないことに越したことはありませんが、サイバー攻撃は、台風や地震と同様にいつ起こるか誰にも予測できません。
ですので、インターネットを使ったサービス等を拡大していくとともに上がっていくリスクと費用対効果をかんがみて、サイバー保険に加入しても良いのではないでしょうか。