人間のタイプとして、数字に強い人と、数字に弱い人がいます。
経営者は特に日々売上や利益率、人件費などさまざまな数字と向き合っているため数字に強い方が有利と言えます。
数字に強くなるため意識したい4つの方法をみてみましょう。
【数字に強いとは】
数字に強いとは、どういうことを言うのでしょうか？
経営者として成功するために数字に強いことは下記のようなメリットがあり自社にとっても大変有利になりますので是非頭にいれておきましょう。
・過去の数字を分析して、自社の強みや弱みを経営に活かすことができる。
・決算書を見て、今会社が置かれている状況を瞬時に判断し経営難を改善することができる。
・未来の目標数値を設定し、今どのような行動を取ればいいのか判断することができる。
数字に強くなればこのようなさまざまなメリットがあります。数字に強い経営者になるためには、どのようなことを意識すればよいのか考えていきましょう。
【数字に強い経営者になるための4つの方法】
・誰がみてもわかりやすく明確な利益目標を設定する
経営者の多くは、売上目標や利益率の目標は掲げていますが、それを実現する為の明確な目標設定ができていません。
利益目標を達成するためには、前年と比べ今年は、どれくらいの売上が必要か、売上が落ち込んでいる部署はどこか、そこの売上を上げるためにどうすればいいのかなど問題を掘り下げて考え、誰がみてもわかりやすい利益目標を設定することが大切です。
・決算書の内容を把握する
経営者の中には、決算書を見てもそれが意味することが全く理解できない人も少なくありません。しかし、決算書には自社にとってさまざまな有益な情報が詰まっているのです。
経営者は、簿記の知識を身に付け決算書の内容を読み解くことが出来る様になっておかなくてはいけません。
・期限を設ける
目標の設定ができたら、それを達成するまでの期限を設けることも重要です。
期限は、長すぎても短すぎてもいけません。
その目標を達成するまでに適切な期限というものがあります。初めから無理な設定はせず、自社にとって無理のない範囲で期限を設けましょう。
・目標の設定や達成ができているかチェックをする
目標設定をしたら、それで満足する人も中にはいます。
目標を決め、期限を設けたらそれが達成できるまで定期的にチェックをすることも数字に強い経営者になるためには重要でしょう。
【まとめ】
数字に強い経営者になることは、簡単なことではありません。
長い道のりにはなりますが、上記のようなことを日々意識しながら、自社の成長のために一歩一歩近づいていきましょう。
