経営者としての考え方を今一度見直してみましょう

経営者のリスク

経営者や起業家となると色々な知識を吸収し、それらを経営に活かそうとします。本屋やセミナーなどに足を運び熱心に勉強する方もいると思いますが、ただ単に書籍やセミナーを真に受け失敗する経営者もいます。今回は経営者として失敗しない考え方を一緒に考えてみましょう。

■あなたの勉強は本当に正しい勉強法??

最近では経営についての書籍や数多くのセミナー、講習などが開催されいます。その中にはもちろん、きちんとしたものもありますが、中には怪しい講習や妙なセミナーも実際は存在するのです。

また数多くあるセミナーで学んだことを全て吸収し取り入れるとなると無理が生じます、全て吸収し経営に活かすか、ある程度のラインは引くべきです。

■自分の為の勉強か? 経営の為の勉強か?

会社経営の為に勉強だ!! と思う経営者もいるかもしれませんが、勉強すれば経営は上手くいくとは限りません。勉強をすればするほどお客様や顧客、または従業員をほったらかしにしてしまう可能性もあります。

よく失敗する経営者の考え方の一つなのですが、いくら勉強や高額のセミナーを受けたとしても、経営者が満足するだけで終わってしまうパターンです。

経営力や経営理念というものは勉強して出てくるようなものではありません。学んだからといっても実践しなければ元と同じレベルの経営と変わりません。

ビジネスを成功させる為には、いかに自分以外の人のことを本気で考え、今の自分は従業員や顧客に支えられているかを知る上で成り立ちます、それに気づいたときに自然と心からそう思うようになってくるのです。

ですから、いくら必死に勉強しても常に人の気持ちやお客様、顧客の立場にたった考え方ができないようでは、経営が失敗となるケースは多いのです。経営者として一番に勉強すべきは顧客がどのようなことで悩み困り、解決するには企業としてどうようなサービス(商品)を提供するか。お客様や顧客の目線に立ち生活理念を学ぶ必要があるのです。

■経営者としてどのポイントに主体をおくか?

◎顧客が何を求めているのか紹介します。
①自社のサービス(商品)ならお客様は満足できるのか?
②どのくらいの価格なら喜ぶのか?
③どのような提供なら満足できるのか?
④この3つを実現するにはどのような方法があるのか?

上記にあげた4つの項目に経営者や起業家はすべて答えれますか?
あなたが顧客にどのような商品や技術が提供できるか答えれますか?

経営者主体で勉強をしている方は、もしかしたらこの質問に答えられないかもしれません。
この場合少しでも競争市場が厳しくなり始めたら、会社経営じたいが苦しくなるかもしれません。

経営者主体での経営か、従業員や顧客主体の経営か、今一度考えてみるのもいいかもしれませんね。